若年性健忘症
2001年7月11日物忘れが激しい。
さっき電話して受け取った伝言を担当者に渡そうとしたら電話の相手の名前が思い出せない。
書類を取りに行って、そこで他人と話をすると書類を持たずに帰ってくる。
私が単にボケボケしているからだけかと思っていたが、つい先日テレビでやっていた番組を見ると違うようだ。
電卓の普及やその他機械の普及、他人とのコミュニケ−ションの不足により「若年性健忘症」という病気に現代人は罹り易くなっているらしい。
原因は一つ。脳細胞を使わなくなってきている事による。
人間の頭は側頭葉を使って記憶の出し入れをしている。その機能が低下すると記憶があってもそれをスムーズに出し入れできない。つまり忘れる、覚えられないという事になる。
私は自分のことを考え、思いついたことに愕然とした。物忘れが酷くなった頃は、コンピュータを使い出した時期と一致するからだ。
テレビではその病気の対策として「毎日3人の他人と話す(家族ではだめだそうだ)」「手で文章を書く(パソコンではだめ)」などが挙げられていた。
先日、私は本社へ提出する書類を手で書く機会があった。急ぎの事もあり早速書き始めたのだが、…書けない。
キーボードを前にしてパッパと出てくる文章がペンを手にして紙に向かうと頭の中が真っ白になった感じがする。…嘘だろと思いつつ、何とか書き出すが今度は漢字が分からない。仕方なく辞書を借りて何とか書く。
結局A4半分の文章を書くのに何と1時間もかかってしまった。しかも修正液だらけ。前日にコンピュータでA4まるまる一枚の書類、しかも表を入れたものを作ったのだが、20分足らずで終わったというのに。
何か恐ろしい。
現に私は今回の新刊の小説をすべてパソコンで書いていた。いつも小さなノートを持ち歩き、思いついたら書きとめていたのに。
正直、キーボードでないと書けなかったのだ。
多分この現象は私だけに起こってるのではないだろう。パソコンを使っている方々、一度書類を手で作成してみてください。それで脳の活性化具合が分かります。
機械に依存している人間。
このままでいくと機械に脳を破壊されるかもしれないなあ…。
さっき電話して受け取った伝言を担当者に渡そうとしたら電話の相手の名前が思い出せない。
書類を取りに行って、そこで他人と話をすると書類を持たずに帰ってくる。
私が単にボケボケしているからだけかと思っていたが、つい先日テレビでやっていた番組を見ると違うようだ。
電卓の普及やその他機械の普及、他人とのコミュニケ−ションの不足により「若年性健忘症」という病気に現代人は罹り易くなっているらしい。
原因は一つ。脳細胞を使わなくなってきている事による。
人間の頭は側頭葉を使って記憶の出し入れをしている。その機能が低下すると記憶があってもそれをスムーズに出し入れできない。つまり忘れる、覚えられないという事になる。
私は自分のことを考え、思いついたことに愕然とした。物忘れが酷くなった頃は、コンピュータを使い出した時期と一致するからだ。
テレビではその病気の対策として「毎日3人の他人と話す(家族ではだめだそうだ)」「手で文章を書く(パソコンではだめ)」などが挙げられていた。
先日、私は本社へ提出する書類を手で書く機会があった。急ぎの事もあり早速書き始めたのだが、…書けない。
キーボードを前にしてパッパと出てくる文章がペンを手にして紙に向かうと頭の中が真っ白になった感じがする。…嘘だろと思いつつ、何とか書き出すが今度は漢字が分からない。仕方なく辞書を借りて何とか書く。
結局A4半分の文章を書くのに何と1時間もかかってしまった。しかも修正液だらけ。前日にコンピュータでA4まるまる一枚の書類、しかも表を入れたものを作ったのだが、20分足らずで終わったというのに。
何か恐ろしい。
現に私は今回の新刊の小説をすべてパソコンで書いていた。いつも小さなノートを持ち歩き、思いついたら書きとめていたのに。
正直、キーボードでないと書けなかったのだ。
多分この現象は私だけに起こってるのではないだろう。パソコンを使っている方々、一度書類を手で作成してみてください。それで脳の活性化具合が分かります。
機械に依存している人間。
このままでいくと機械に脳を破壊されるかもしれないなあ…。
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