正義は何者にも優先するのか
2013年6月9日 映画テレビで「臨場」を観たが後味が悪かった
長塚京三さん無駄死しちゃったし
平田満さんも理不尽さと不幸を
ひとりで背負い込んで死んじゃったし
両者とも法で裁けない人間に己の手で鉄拳を下そうとしていたんだ
部外者が口出しして正義面するのはたくさんだ
わたしはサスペンスドラマの最後で主人公がしたり顔で
犯人を「あなたがこんなことをして死んだ人間が喜ぶとでも思っているの」と
説得するのが大嫌いなのだが結局それと一緒じゃないか
あまりにも陳腐だ
しかも温情かけた犯人に刺されて死ぬとはとんだ三文小説
主人公は単に恩師が犯罪者となるのが許せなかっただけじゃないのか
警察関係だから正義第一という大義名分だけで
人は肩書きを棄ててもその存在は残るが
人を棄ててしまえば肩書きや正義なぞ何の意味もない
飾りをすべて取り去って残るのは「人」のみ
悪いことをした人間にも家族がいる、と高島弟は言ったけど
あの場でそのことを持ち出すのは最も卑怯だと思った
消化不良で釈然としない映画だった
何の救いもない 悲しい
長塚京三さん無駄死しちゃったし
平田満さんも理不尽さと不幸を
ひとりで背負い込んで死んじゃったし
両者とも法で裁けない人間に己の手で鉄拳を下そうとしていたんだ
部外者が口出しして正義面するのはたくさんだ
わたしはサスペンスドラマの最後で主人公がしたり顔で
犯人を「あなたがこんなことをして死んだ人間が喜ぶとでも思っているの」と
説得するのが大嫌いなのだが結局それと一緒じゃないか
あまりにも陳腐だ
しかも温情かけた犯人に刺されて死ぬとはとんだ三文小説
主人公は単に恩師が犯罪者となるのが許せなかっただけじゃないのか
警察関係だから正義第一という大義名分だけで
人は肩書きを棄ててもその存在は残るが
人を棄ててしまえば肩書きや正義なぞ何の意味もない
飾りをすべて取り去って残るのは「人」のみ
悪いことをした人間にも家族がいる、と高島弟は言ったけど
あの場でそのことを持ち出すのは最も卑怯だと思った
消化不良で釈然としない映画だった
何の救いもない 悲しい
2週間前から借りっ放しになっていた「ナビィの恋」を見た。
沖縄を舞台にした映画。
あらすじはナビィというおばあが60年間恋人を想い続けて
黙々と庭にハイビスカスの花を育て
帰ってきた恋人と島を出て行くという話だった。
もちろん、旦那は別にいる。
泣けた。
あんたそれ不倫じゃないのかとか、
おじい(旦那)を捨てて、家を捨てて行くのかとか、
そんな倫理をぶち破るほど60年間の想いは強烈だった。
理屈じゃなく、彼女は本能に従ったのかもしれない。
ナビィが消えそうなろうそくの灯りで、
一生懸命、鉛筆で手紙をしたためる場面が心に残る。
「60年間忘れようと思ったけどあなたを忘れることは出来ませんでした」
去年、沖縄に一週間行った時に
ハイビスカスの花は美しいと本当に思った。
欲しいと思ったが売ってない。
そもそも石垣島でも本島でも花屋さんを一軒も見なかった。
(もちろん全く無いことはないと思います…)
多分、現地の人にとって花は買うものではなくて
そこに生えているものという感覚なのかもしれない。
現地の人と話していて沖縄の女性は一途なんだよ、と
教えてもらったが、いや待てそれはちょっと違う。
どの地域の人であろうと、どの国の人であろうと
女性は好きなものには一途な生き物だと思います。
沖縄を舞台にした映画。
あらすじはナビィというおばあが60年間恋人を想い続けて
黙々と庭にハイビスカスの花を育て
帰ってきた恋人と島を出て行くという話だった。
もちろん、旦那は別にいる。
泣けた。
あんたそれ不倫じゃないのかとか、
おじい(旦那)を捨てて、家を捨てて行くのかとか、
そんな倫理をぶち破るほど60年間の想いは強烈だった。
理屈じゃなく、彼女は本能に従ったのかもしれない。
ナビィが消えそうなろうそくの灯りで、
一生懸命、鉛筆で手紙をしたためる場面が心に残る。
「60年間忘れようと思ったけどあなたを忘れることは出来ませんでした」
去年、沖縄に一週間行った時に
ハイビスカスの花は美しいと本当に思った。
欲しいと思ったが売ってない。
そもそも石垣島でも本島でも花屋さんを一軒も見なかった。
(もちろん全く無いことはないと思います…)
多分、現地の人にとって花は買うものではなくて
そこに生えているものという感覚なのかもしれない。
現地の人と話していて沖縄の女性は一途なんだよ、と
教えてもらったが、いや待てそれはちょっと違う。
どの地域の人であろうと、どの国の人であろうと
女性は好きなものには一途な生き物だと思います。
浜村淳氏には絶対なれない
2006年10月14日 映画映画の話をしていたら怒られた。
「あんたって絶対『この映画面白いよー』って言うでしょ」と。
要は何でもかんでも「GOOD」だとお勧めするのがイカンらしい。
どんな駄作でも絶対1シーンは名場面があり
またその逆でどんな名画でも駄シーンは存在すると
個人的には思うんだ。
いいところしか頭に残らなくて
何でも「いいよー」と言ってしまうのは
確かに能天気かもしれない。
「あんたって絶対『この映画面白いよー』って言うでしょ」と。
要は何でもかんでも「GOOD」だとお勧めするのがイカンらしい。
どんな駄作でも絶対1シーンは名場面があり
またその逆でどんな名画でも駄シーンは存在すると
個人的には思うんだ。
いいところしか頭に残らなくて
何でも「いいよー」と言ってしまうのは
確かに能天気かもしれない。
10年以上も昔、学生だった私はある月刊誌を楽しみにしていた。
その雑誌にはさぬきうどんのコラムがあって
書いている人間が電波なのか、読んでもイマイチ要領を得なくて
でもいつのまにか麺通団なんて闇の組織が結成されていたりしていて…
そんでもって毎月、麺通団の活動報告(食べ歩き)が載ってたりして
……。
そう、UDONに出てくる「タウン情報さぬき」の元になった
「タウン情報かがわ」である。
UDONを観ていると、その当時の思い出がいっぱいいっぱい蘇ってきて
すげー青春じゃーん、という映画なのだ。
実は私、UDONが全国上映してるということを知らなかったんである。
恥ずかしながら。
香川県内では、もちろんポスターが貼られまくっていたんだけど
「東京の山手線でUDONの電車が走ってる」と言われて
初めて「うっそーこれって全国?」と気がついたわけで。
映画自体は私にとって半分ノンシィクションのようなものなので
どうしても贔屓目で見てしまうんだな、これが。
想い出は美化されて蘇ってくるもんだし、
過去を懐かしむという行動に悪意が介入する余地はないと思う。
ただキャプテンUDONって浮いて…ない…か?
前半と後半で違う映画みたいだ(笑)
よく描かれた映画だと思う。
ブームで人が押し寄せてた、その弊害もきちんと描いてくれて
松本のあっこちゃん演じるおばさんが
観光客が散らかしたゴミを何気なく拾って帰る場面が一番心に残った。
ブームで恩恵を受けた人は誰だったんだろう。
疲れて閉店した店を2軒ほど知っている。
私の会社にちょくちょく顔を出す営業マンは
「観光客が並んでて昼休みに食べられない」と何度嘆いていたか。
うどん=安いというイメージが出来上がってしまったため
お中元やお歳暮に、県外にはうどんを贈れなくなってしまった。
正直、ごくフツーの香川県民にとって「いいこと」は何も無かったのだ。
ところで、映画には香川県縁(ゆかり)の顔がいっぱい出ていた。
ナンちゃんしかり、松本のあっこちゃんしかり、高畑さんしかり。
で、香助にうどんの出汁を教える坊主頭の大将は
本当にラーメン屋はまんどの森の大将。
(第一回さぬきうどん選手権の優勝者。映画でもずらっと並んで
麺を食べて「これは○○の麺だ!」と当てっこしてたでしょ)
で、観客席でそれを見つめていたメガネかけた天パ気味のおっさんは
タウン情報かがわの元編集長の田尾氏。
(皆から愛称で田尾牛とか社牛とか呼ばれてる。今は大学教授という
エライおっさんになってしまった)
難癖をつけるとしたら。
ユースケサンタマリア氏演じる香助の
「さぬき」のイントネーションがおかしい、変だ!!!!!!!!!!
頭の「さ」にアクセントを置かないで!!!!!!!!!!!!!!!
一本調子で「さぬき」と言ってくれ。
生まれも育ちも香川の設定なのに何でなの。泣くよ。
鈴木京香さん演じる姉ちゃんが一生懸命讃岐弁を話そうとしているのに
救われたが。姉ちゃんありがたいぞ、コースケ。
それ以外は
美味そうにうどん食べるし、親子の情に泣けるし(オヤジ好きだし)
キャプテンUDONは訳分からんかったけどいい映画なのに。
ただ150分はチョト長いね。
隣りの背広オヤジがいびきかいて寝てた。
踊るでよく見られたリンクねたが今回もあった。
この映画の監督作品に「サマータイムマシンブルース」というのが
あるんだが、その中に「松井うどん」ってのが出てくる。
今回の松井と同じ。あまりに些細過ぎてどうでもいいよーな…
最後にこれだけは言わせて欲しい。
宇高連絡船の甲板うどんはまずくない!!美味かった。
「まずくてもソウルフードだから心に残ってる」?
んなわけなかろ。美味いから、今なお鮮明に覚えてるんだよ。
それは感傷などではなく、私たち香川県民が体で覚えた記憶だ。
その雑誌にはさぬきうどんのコラムがあって
書いている人間が電波なのか、読んでもイマイチ要領を得なくて
でもいつのまにか麺通団なんて闇の組織が結成されていたりしていて…
そんでもって毎月、麺通団の活動報告(食べ歩き)が載ってたりして
……。
そう、UDONに出てくる「タウン情報さぬき」の元になった
「タウン情報かがわ」である。
UDONを観ていると、その当時の思い出がいっぱいいっぱい蘇ってきて
すげー青春じゃーん、という映画なのだ。
実は私、UDONが全国上映してるということを知らなかったんである。
恥ずかしながら。
香川県内では、もちろんポスターが貼られまくっていたんだけど
「東京の山手線でUDONの電車が走ってる」と言われて
初めて「うっそーこれって全国?」と気がついたわけで。
映画自体は私にとって半分ノンシィクションのようなものなので
どうしても贔屓目で見てしまうんだな、これが。
想い出は美化されて蘇ってくるもんだし、
過去を懐かしむという行動に悪意が介入する余地はないと思う。
ただキャプテンUDONって浮いて…ない…か?
前半と後半で違う映画みたいだ(笑)
よく描かれた映画だと思う。
ブームで人が押し寄せてた、その弊害もきちんと描いてくれて
松本のあっこちゃん演じるおばさんが
観光客が散らかしたゴミを何気なく拾って帰る場面が一番心に残った。
ブームで恩恵を受けた人は誰だったんだろう。
疲れて閉店した店を2軒ほど知っている。
私の会社にちょくちょく顔を出す営業マンは
「観光客が並んでて昼休みに食べられない」と何度嘆いていたか。
うどん=安いというイメージが出来上がってしまったため
お中元やお歳暮に、県外にはうどんを贈れなくなってしまった。
正直、ごくフツーの香川県民にとって「いいこと」は何も無かったのだ。
ところで、映画には香川県縁(ゆかり)の顔がいっぱい出ていた。
ナンちゃんしかり、松本のあっこちゃんしかり、高畑さんしかり。
で、香助にうどんの出汁を教える坊主頭の大将は
本当にラーメン屋はまんどの森の大将。
(第一回さぬきうどん選手権の優勝者。映画でもずらっと並んで
麺を食べて「これは○○の麺だ!」と当てっこしてたでしょ)
で、観客席でそれを見つめていたメガネかけた天パ気味のおっさんは
タウン情報かがわの元編集長の田尾氏。
(皆から愛称で田尾牛とか社牛とか呼ばれてる。今は大学教授という
エライおっさんになってしまった)
難癖をつけるとしたら。
ユースケサンタマリア氏演じる香助の
「さぬき」のイントネーションがおかしい、変だ!!!!!!!!!!
頭の「さ」にアクセントを置かないで!!!!!!!!!!!!!!!
一本調子で「さぬき」と言ってくれ。
生まれも育ちも香川の設定なのに何でなの。泣くよ。
鈴木京香さん演じる姉ちゃんが一生懸命讃岐弁を話そうとしているのに
救われたが。姉ちゃんありがたいぞ、コースケ。
それ以外は
美味そうにうどん食べるし、親子の情に泣けるし(オヤジ好きだし)
キャプテンUDONは訳分からんかったけどいい映画なのに。
ただ150分はチョト長いね。
隣りの背広オヤジがいびきかいて寝てた。
踊るでよく見られたリンクねたが今回もあった。
この映画の監督作品に「サマータイムマシンブルース」というのが
あるんだが、その中に「松井うどん」ってのが出てくる。
今回の松井と同じ。あまりに些細過ぎてどうでもいいよーな…
最後にこれだけは言わせて欲しい。
宇高連絡船の甲板うどんはまずくない!!美味かった。
「まずくてもソウルフードだから心に残ってる」?
んなわけなかろ。美味いから、今なお鮮明に覚えてるんだよ。
それは感傷などではなく、私たち香川県民が体で覚えた記憶だ。
UDONという映画を観てきた。
映画館がスーパーに隣接しているので、
見終わった後に買い物に行ったのだが、
うどんが売り切れ寸前になっていた。
(おいおいマジかよ香川県民)
みんな考えていることは同じ、洗脳されている。
しかもその店には、映画でちらっと出てきた日の出製麺所が
卸してるしなあ。
UDONという映画には特に地元民として
色々と思うことがあったのだが
それはまたの機会に書けたら。
案の定、今日の晩ご飯はUDONだった。
おお母よ、あなたもか!と思ったが
よく考えるとUDONをリクエストしたのは私だったよ(笑)
だってあんまり劇中で美味しそうに食べるんだもん。
ユースケ氏の父親役の親父にクラッとしてしまった。
いかん、またオヤジ萌えだ。
映画館がスーパーに隣接しているので、
見終わった後に買い物に行ったのだが、
うどんが売り切れ寸前になっていた。
(おいおいマジかよ香川県民)
みんな考えていることは同じ、洗脳されている。
しかもその店には、映画でちらっと出てきた日の出製麺所が
卸してるしなあ。
UDONという映画には特に地元民として
色々と思うことがあったのだが
それはまたの機会に書けたら。
案の定、今日の晩ご飯はUDONだった。
おお母よ、あなたもか!と思ったが
よく考えるとUDONをリクエストしたのは私だったよ(笑)
だってあんまり劇中で美味しそうに食べるんだもん。
ユースケ氏の父親役の親父にクラッとしてしまった。
いかん、またオヤジ萌えだ。
今、公開中のこの映画。
原作が好きなので観に行きたいのだが、何とも食指が動かない。
それというのもキャスト、特に文四郎の役がなあ…。
多分、立ち振る舞いの美しさ?で歌舞伎役者を起用したのだろうが
市川氏はどうも文四郎とはチョト違うような気がする。
予告編を見る限り、文四郎が今までの生活で受けたであろう
壮絶な苦労が感じられないし、いかにも市川氏は育ちのいい坊だなあと
思わせる雰囲気がある。
逆に一見して「苦労しました!」という人も頂けないんだけどな。
以前NHKでやった蝉しぐれは良かったよ。
いや、単なる私の好みかもしれないが。
未だに観るか否かで迷ってる私はどうすれば(笑)
上映期間が終わっちゃう。
親切なクムジャさんは観たいな。
粗筋しか読んでないが、日本映画には無いタイプの映画のようです。
面白そう。
原作が好きなので観に行きたいのだが、何とも食指が動かない。
それというのもキャスト、特に文四郎の役がなあ…。
多分、立ち振る舞いの美しさ?で歌舞伎役者を起用したのだろうが
市川氏はどうも文四郎とはチョト違うような気がする。
予告編を見る限り、文四郎が今までの生活で受けたであろう
壮絶な苦労が感じられないし、いかにも市川氏は育ちのいい坊だなあと
思わせる雰囲気がある。
逆に一見して「苦労しました!」という人も頂けないんだけどな。
以前NHKでやった蝉しぐれは良かったよ。
いや、単なる私の好みかもしれないが。
未だに観るか否かで迷ってる私はどうすれば(笑)
上映期間が終わっちゃう。
親切なクムジャさんは観たいな。
粗筋しか読んでないが、日本映画には無いタイプの映画のようです。
面白そう。
観た。
感想は「わあああああっ、管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官!!!! どうしよー!!」
…という感じだった。(要はあまり言葉にならない)
隣に座っている男性の腹がグーグー鳴っているのも気にならない位だった。
(上映が午後1時からだったので…お昼ご飯食べてなかったのね)
これは冗談だとしても、キャラが単調なストーリーを支えた好例な映画だと思います。
踊るシリーズはどちらかというと「キャラクター>俳優」で、
映画を観た人間に強いインパクトを残しているんじゃないかと。
ストーリー、エピソードだけで考えたら、ものっそ尻すぼみな映画だなー。
それに皆さん揃って、過去にトラウマのある女性、
精神の構造が理解できない変質者、そしてマザコンが好きですねえ。
やっぱり強烈な個性を持たせ易いのかな。
単調な話&強烈演出で、バランスがちょうどいいのかもしれません。
でも、わざわざ管理官が「青島は?」と聞く場面にドキドキしたり、
演説に青島との約束を引用する場面にも、うわあああっと思ったり、
新宿北署の面々を見て「これが公務員…」といささか暗い気持ちになったけど
踊るキャラ好きな私は面白かったなーと思います。
沖田さんて案外仁義に生きる人ですね。好きです。
新城さんは、先輩思いで悶えるほどですね。
きっと管理官は、今頃広島焼きを堪能していると思います。
それから、警視庁副総監を見るたびに「いい旅夢気分」のナレーションを
思い出していたのは内緒です。
正直、室井慎次のカッコよさを追究した映画だと個人的には思います。
…ファンのひいき目か。
激怒する室井、呆れる室井、苦悩する室井、ボコられる室井…。
様々な室井管理官を堪能したい方、是非ご覧下さいませ。
感想は「わあああああっ、管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官管理官!!!! どうしよー!!」
…という感じだった。(要はあまり言葉にならない)
隣に座っている男性の腹がグーグー鳴っているのも気にならない位だった。
(上映が午後1時からだったので…お昼ご飯食べてなかったのね)
これは冗談だとしても、キャラが単調なストーリーを支えた好例な映画だと思います。
踊るシリーズはどちらかというと「キャラクター>俳優」で、
映画を観た人間に強いインパクトを残しているんじゃないかと。
ストーリー、エピソードだけで考えたら、ものっそ尻すぼみな映画だなー。
それに皆さん揃って、過去にトラウマのある女性、
精神の構造が理解できない変質者、そしてマザコンが好きですねえ。
やっぱり強烈な個性を持たせ易いのかな。
単調な話&強烈演出で、バランスがちょうどいいのかもしれません。
でも、わざわざ管理官が「青島は?」と聞く場面にドキドキしたり、
演説に青島との約束を引用する場面にも、うわあああっと思ったり、
新宿北署の面々を見て「これが公務員…」といささか暗い気持ちになったけど
踊るキャラ好きな私は面白かったなーと思います。
沖田さんて案外仁義に生きる人ですね。好きです。
新城さんは、先輩思いで悶えるほどですね。
きっと管理官は、今頃広島焼きを堪能していると思います。
それから、警視庁副総監を見るたびに「いい旅夢気分」のナレーションを
思い出していたのは内緒です。
正直、室井慎次のカッコよさを追究した映画だと個人的には思います。
…ファンのひいき目か。
激怒する室井、呆れる室井、苦悩する室井、ボコられる室井…。
様々な室井管理官を堪能したい方、是非ご覧下さいませ。
今さらながらラスト サムライ
2004年6月22日 映画
日本人の誇り高さを描いた映画。
だが恥を知って死に臨むのは美徳かもしれないが
死のために生きることは愚かだ。
成すすべなく敵の銃弾に倒れていくシーンには
やるせなさだけが後に残る。
最後にトムクルーズ一人が生き残って
平穏な生活を送るというのは
どうも彼の自己満足な結末とも思えるのだが。
映像や衣装、セットは計算され尽くした上に
成り立っていて美しい。
…が、桜の花がパッと見で作り物に見えたのは
いただけない。
俳優陣は演技に緩慢さが無く緊張感があり
役としての己の分をわきまえている感じがする。
個人的には福本清三さんが出ていて嬉しかった。
総合的にはいいんじゃないでしょうか。
私は観てよかったなーと思いましたよん。
だが恥を知って死に臨むのは美徳かもしれないが
死のために生きることは愚かだ。
成すすべなく敵の銃弾に倒れていくシーンには
やるせなさだけが後に残る。
最後にトムクルーズ一人が生き残って
平穏な生活を送るというのは
どうも彼の自己満足な結末とも思えるのだが。
映像や衣装、セットは計算され尽くした上に
成り立っていて美しい。
…が、桜の花がパッと見で作り物に見えたのは
いただけない。
俳優陣は演技に緩慢さが無く緊張感があり
役としての己の分をわきまえている感じがする。
個人的には福本清三さんが出ていて嬉しかった。
総合的にはいいんじゃないでしょうか。
私は観てよかったなーと思いましたよん。