「高松は日本の北京」
この迷言を残したのは、かのユーミンとやしきたかじんであるが地元民にとっては、ちと違う。

「高松は日本の上海である」

高松は雨が少なく平地のため自転車が多い。
その多さたるや、まさしくテレビに映る北京そのものなんだな。
もし高松に来る事があれば通勤時間帯にレンタサイクルを借りて街中を走ってみたらいい。…ちゃんと走れれば、の話であるが(笑)

で、どこが上海なのかというと、誰もが闘牛のように爆走するのである。
曲がる時も前後左右なんか、ぜーんぜん見ない。
右側だろうが左だろうが、車道だろうがお構いなし。

初めは何ちゅう乗り方をするんや!と怒っていたが、気が付けばそれに近いような乗り方になってしまっている自分に唖然とする。
…ダメなのだ。要は自転車in高松では相手の事を考えていたら、いつまでたっても目的地に辿り着かないのである。
自転車があまりにも多いので、相手に割り込むぐらいの心意気が無いとだめらしい。

上海では信号なんて、ほとんど誰も見ないし、横断歩道なんてお構いなしに縦横無尽に渡りまくる。
それは道路を渡るときに自動車の方を見ると、「自動車の存在に気が付いていました」という証拠になってしまうらしい。
つまり事故の時に自分に不利になってしまうようだ(ホンマかいな)

高松はそこまで酷くはない(と思いたい)がやはり…似たもの同士かなあ。
アメリカの都市と友好姉妹都市なんて結ばないで、上海にしておけばよかったのに。

そうしたら上海蟹がお腹一杯食べられたかもしれないのになあ。

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