さよなら、先生

2001年10月7日
本を整理していて亡くなった恩師の事をふと思い出しました。
私の長い学生時代でたった一人「恩師」と呼べる方でした。

大学の。
ミミズがのた打ち回った字が読めなくて苦労したけど(何とのたくった字のまま朗読させられるのである)こんなバカな生徒にも優しくて。

懐かしいです。
試験で120点とあった事が。
「どうしてなんですか?」と聞きに行ったら「あなたが100点以上の答案を作ったからです。よく頑張りましたね」とまるで小学生を誉めるように言って下さったのを思い出します。

私はそれまで先生という人種には、怒られたり殴られたりしても、誉められた事は一度も無かったので、本当に嬉しかったです。

勉強する楽しさはその時に教えていただきました。
お陰で今でも資格試験で勉強中であります。

授業で使った本は今でも大切に保管してあります。
先生が「ここが大事」とか「ここはこう読む」と言って下さったのを書き込んだ跡もそのまんま。
友達と落書きをしたのもそのまんま(笑)

ありがとうございました。
私は先生にお会いできて幸せだったです。

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