数字の裏の哀しさ

2001年10月12日
爆撃が始まった。

正直、兵器がここまで進んでるとは思わなかったです。
死者の数が新聞に素っ気無く載っています。
その横にはお菓子屋さんの広告が載っていたり。

私にとってはただの数字の羅列でしかありません。
どこか他人事。そういう風にしか物事を捉えられない自分が哀しいです。

その数字の裏にどれだけの哀しみがあるのか。
亡くなった人にも親がいて妻がいて子どもがいて恋人が居るかもしれない。

私には報復とか正義だとかよく分からないけど、誰かが泣かなければならないような世界はおかしい。
愛しい誰かに自由に逢えない世界は、やっぱりおかしいと思うよ。

『悲しい』よりも『哀しい』の字の方が今の状況をよく理解できる気がする。

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