旅立ち編→福岡
2002年5月14日いよいよ福岡へ行く日。
上司にも「君は午前中は弱いねえ」と言われている私が何と5時半起き。
起きてみたら、母が張り切ってサンドイッチなぞを作っていた。
…朝からこんなに食えないよ…。
しようが無いので余った分はラップに包み、持っていくことにする。
おばちゃんの鞄の中にお握りや飴やお菓子がいつも突っ込まれている原因がちょっとだけ分かったような気がした。
もう一つおまけだが、朝っぱらから「必殺仕事人」を放送していた。ひかる一平さんが出ていたのでそんなに昔のものではないらしい。(そういえば彼は今何を?)
しかし朝からこんなディープなものを放送して誰が見るというのだろう。
食べ終わると駅へ向かう。
切符を母親に手渡し、構内へ。高松駅は女性が改札口に立っているので人当たりが若干ソフトな感じがする。
マリンライナー、今回は奮発してグリーン車である。1号車1番A席という、コンサートで例えれば最前列かぶりつきのような席であった。
別に運転中は何事も起こらなかった車内だが、岡山に着いた時、斜め前のサラリーマンが持ち込んだ雑誌や弁当のカラを総て座席に置いていった。
物事の因果を考えられないアイツは絶対出世しないだろうと思う。
岡山でレイルスターに乗り換える。
今回の密かな旅の目的、それはレイルスターのサイレンスカー(車内放送が無くて静か。車内販売も黙って通っていく)に乗る事。
それはいいのだが、どうしてJRの職員は挨拶一つまともに出来ないのだろうか。国鉄時代と何も本質的に変わってない。改札を通っても肉声は何一つ聞かれなかった。
…ロボットかと思っちゃったよ(笑)
小倉までは何事もなく過ぎ、人がジャンジャン降りていく。
やれやれと思った時、小倉で妙な匂いがしてきた。私は香水をつける趣味は無いのだが、それにしても妙な匂い。
本を読んでいてふと顔を上げると、前の席にド派手なおばちゃんがフリルのついた服を着て化粧をしていたのである。(ちなみに化粧は博多に着くまで延々と続けられた)
私は母親と共に彼女を密かに「売れない演歌歌手」と呼び(キャバレー回りでもしてそうな雰囲気だったので)チラチラと観察していたのであった。
博多に着いた時、彼女が先に下りたのだが全身真っ白なスーツ。真っ白な靴。スカートには深々とスリットが入ってそれがフリルで縁取られている。もちろん、胸元も開いてフリル満開。
念を押すが彼女はどっから見ても「おばさん」である。
眩暈がする。
釈由美子ちゃんでも井川遥ちゃんでもそんなに可愛らしい格好はしないだろうというイデタチ。はああ…博多に着くなり脱力してしまった私であった。
つづく。
上司にも「君は午前中は弱いねえ」と言われている私が何と5時半起き。
起きてみたら、母が張り切ってサンドイッチなぞを作っていた。
…朝からこんなに食えないよ…。
しようが無いので余った分はラップに包み、持っていくことにする。
おばちゃんの鞄の中にお握りや飴やお菓子がいつも突っ込まれている原因がちょっとだけ分かったような気がした。
もう一つおまけだが、朝っぱらから「必殺仕事人」を放送していた。ひかる一平さんが出ていたのでそんなに昔のものではないらしい。(そういえば彼は今何を?)
しかし朝からこんなディープなものを放送して誰が見るというのだろう。
食べ終わると駅へ向かう。
切符を母親に手渡し、構内へ。高松駅は女性が改札口に立っているので人当たりが若干ソフトな感じがする。
マリンライナー、今回は奮発してグリーン車である。1号車1番A席という、コンサートで例えれば最前列かぶりつきのような席であった。
別に運転中は何事も起こらなかった車内だが、岡山に着いた時、斜め前のサラリーマンが持ち込んだ雑誌や弁当のカラを総て座席に置いていった。
物事の因果を考えられないアイツは絶対出世しないだろうと思う。
岡山でレイルスターに乗り換える。
今回の密かな旅の目的、それはレイルスターのサイレンスカー(車内放送が無くて静か。車内販売も黙って通っていく)に乗る事。
それはいいのだが、どうしてJRの職員は挨拶一つまともに出来ないのだろうか。国鉄時代と何も本質的に変わってない。改札を通っても肉声は何一つ聞かれなかった。
…ロボットかと思っちゃったよ(笑)
小倉までは何事もなく過ぎ、人がジャンジャン降りていく。
やれやれと思った時、小倉で妙な匂いがしてきた。私は香水をつける趣味は無いのだが、それにしても妙な匂い。
本を読んでいてふと顔を上げると、前の席にド派手なおばちゃんがフリルのついた服を着て化粧をしていたのである。(ちなみに化粧は博多に着くまで延々と続けられた)
私は母親と共に彼女を密かに「売れない演歌歌手」と呼び(キャバレー回りでもしてそうな雰囲気だったので)チラチラと観察していたのであった。
博多に着いた時、彼女が先に下りたのだが全身真っ白なスーツ。真っ白な靴。スカートには深々とスリットが入ってそれがフリルで縁取られている。もちろん、胸元も開いてフリル満開。
念を押すが彼女はどっから見ても「おばさん」である。
眩暈がする。
釈由美子ちゃんでも井川遥ちゃんでもそんなに可愛らしい格好はしないだろうというイデタチ。はああ…博多に着くなり脱力してしまった私であった。
つづく。
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