ダラダラと読んでいた本をやっと読み終わった。
高杉良氏の「再生 金融腐蝕列島 続」という本。

あらすじはMOF担が出てきたり、総会屋と銀行の癒着を描いたりして、主人公(銀行マン)がやっきになって銀行の再生を図る…だったような。
実は上司から「面白いから読め」と半ば無理やり持たされたもの。
(正直、一番困るパターンである)
今読むと懐かしささえ覚えるのはあまりにも時代の流れが速いせいだろう

それは置いておくとして本の中身、というより主人公が「男が憧れる男!!」みたいな奴で私は読みながら「そんな奴おらへん」(BY中田カウスボタン)と突っ込みを入れていた。

…そんな事をしないと読破出来そうになかったのだ。(泣)
しかし上巻も終わり頃になり、下巻に入ると話の合間に出てくる清水真紀という女性が気になるようになった。(主人公の不倫相手)

彼女は「男が憧れる女!!」という感じでスタイル抜群、気遣い最高(当然仕事も出来て頭もいい)、普段は一歩下がって控えめ、だけどベッドの中では別人(深く考えてね)らしい。
…おいおい、男にとってこんなに都合のいい女いねーよ(笑)

この本を読むと、世の男性が女性に対してどんな理想を持っているかということが手に取るように分かる。
それが難しい話の合間にパタパタ挟まれるんだから、おじさんの思考回路も結構単純なんだな、と思ってしまうのだ。

関係ないがハリーポッターの本は周りの男性に非常に受けが悪い。
女性にはあんなに受け入れられているのに。
逆にこの本は女性には…だが、男性の好むところらしい。(本の中の女の扱いを見てたら、世の女性達は怒っちゃうかもしれない)

男女って脳の作りが全く正反対なのかもしれない。
見かけは一緒なのになあ。

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