母上がパソコンが欲しいと仰るので大手電器屋さんに行った。
ボーナス商戦真っ盛りなので、どのメーカーも新機種が目白押しである。

私がVAIO使いなので(音楽の編集をやりたかったのだが…便利だけど便利すぎて機能を全部使ってない)とりあえずVAIOを見に行った。

事前にパンフでFXがいいとママンが言っていたので、その最新機種を見てみる。GRはいいけど予算オーバーだし、そんなに高性能はハッキリ言って要らないんだな。

で、展示品を触らずに横にいた母親に機能をああだこうだと説明していたら、店員がスススっと寄ってきた。
私はその場で買う気がなければ展示品を触らない。
買うつもりなら触りまくるけど(笑)

店員と話をしていると段々笑いを堪えるのに必死になってしまった。
何でかいな、と考えていた私。
それは店員さんが私の事を全くパソコンの知識の無い初心者だと思い込んでいる事に気がついたからである。

どうやらマウスにさえも手を出そうとしない私を「マウスにさえも触った事が無い」と勘違いしてしまったようだ。

初心者のフリをして色々質問をしてみる。(私も人が悪いのう)
なかなか的確な答えをするなーと思うトコロと「お前、適当に答えて誤魔化してるやろ」と突っ込みたくなるようなトコロと。

確かに還暦を過ぎた女性とその娘が売場でキョロキョロしていたら勘違いもするよなあ。店員さんは責められんよ。

話が延々と続き、聞くのも飽きてきたのでこっちが持っている知識(…と言っても私もまだPC歴6年目なので大した知識は無いです)で返り討ちにしてしまった。確かCPUの話では無かったかと記憶しているのだが、どうでも良かったのであまりよく覚えていない。

その後「私が使うのではなくて母が使うんですけど」と続けてみた。
彼は一瞬ビックリしたような顔をして固まっていた。
…無理もないやね。からかってごめんね。

その場は「また考えます」と言って離れたが、多分買うことになると思う。
その時はその店員さんから買おうと思います。(^^;)

でも、その前に冷蔵庫が壊れかかってるんだわ。
そっち先買わなきゃ。パソコンはその後その後。

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