東京駅に午前7時という早朝に放り出されてしまった私。
しかし、ぐずぐずしている暇は無かった。
これから今回の旅の主目的のために有明に行かねばならないからである。


・・・旅の主目的の件は後日改めてアップします・・・
(一般の方は読んでも「??」だと思うので)


で、日中はずっと有明に拘束されていた。
今日の待合せは、何故か行った事が無い地下鉄麹町駅に午後6時。
高松の駅とは違って東京の駅は出口も一杯あるし、改札も複数あるしで、まるでダンジョンである。

東京の人はいいなあ。
RPGが実体験出来て…等と冗談を言っている場合ではなかった。

待合せの相手に「迷子になったらどうしよう〜」と泣きついてみたが「大丈夫、大丈夫」とアッサリかわされてしまう。
暗に私が「迎えに来い」と言っているのが分かったらしく、田舎者のおのぼりさんの振りをしてもバレバレのようである。
チッ。勘の鋭い奴め。

とりあえず、待合せの前にホテルにチェックインしようと思った私は、ネットからプリントアウトした地図を片手に何とか目的駅までたどり着いた。
改札を出る前にどの出口から出ればいいのかを確認する。
以前、考え無しに改札を出てしまって道に迷いまくった経験がある為。

出口を確かめ、改札を抜けて階段を上がる。
余談だが、東京はどうしてこんなに階段が多いのだろう。
エレベーターも見当たらないし、車椅子やハンディキャップを持っている人はどうやって都心を移動しているのか、不思議でしょうがない。

階段を上がりきって歩道に出た。
…ねえ、道が分からないよ、お母さん…。
地図はあるが、咄嗟にどうやって見れば良いのか分からない。
北は?南は?自分はどっちに向いて立ってるの?
ひょっとして大都会で遭難か!?

気を取り直してどの駅前にもある(と思われる)番地地図を探す。
大抵汚れていたり風化していて読めなかったりするのだが大丈夫だった。
さすが、千代田区。
皇居のお膝元だなあ等と関係ないことを呟いてみたり。

早速道を歩き出したが、誰にも出会わない。
誰も歩いていない。
この時点で午後4時だった。
段々と何で誰も居ないのかなあ、と心配になってくる。
もしかしたら階段で違う世界に迷い込んでしまって、自分以外の誰もいない世界に来てしまったのでは…と本気で考えたりした。
(本の読みすぎです)

その内、コンビニが見えた。
東京のガイドマップを持っていなかった私はそれを買うために入る。
…人が居た。(当たり前だっちゅうの)
嬉しかった。何かホッとする。
レジに居た人は何の変哲も無いお姉さんだったけど天使に見えた。

やはり東京でも東京のガイドマップは売っているようだ。
需要があるんやね。
私みたいなおっちょこちょいな人間が一杯居るって事か?

コンビニを出てホテルを探す。
探す…見つからん!どこや。
地図的には着いてもおかしくないのだが。
再度地図を見直して、コンビニ前の建物を見てみると心持ち小さな字で「都市センターホテル」と書いてあった。
もっとデカデカと書いておいてほしいよう。
迂闊な田舎者からのお願いです。

という訳で今回お世話になったのは「都市センターホテル」。
なかなかGOODなホテルである。(宿泊内容は根性があれば後日追記)

何とかホテルに入った私は(車寄せ?があるからわざわざ遠回りして玄関に向かってしまった)フロントにたどり着きチェックインを済ませたのだった。

関係ないけど、チェックインする時に書く宿泊カード。
疲れてるからか何なのか、汚ない字しか書けない。私だけ?
書いた後で「何でこんなにぃぃ」と悲しくなるけどしようがない。
本上まなみさんと一緒に通信ボールペン講座を受講しようかと思うぐらい情けない字である。
フロントの方、読めなくてスミマセンね。

しかし、今回の東京漫遊記長いなあ。
まだ続くので気が向いたら、暇つぶしにでもどうぞ。

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