行ってきたぞ、東京フラフラフラリ旅(特別編・ホテル紹介)
2003年1月10日やっと一通り今回の旅の様子を書き終ったわけですが、こういう説明文というのは思いのほか難しくて。
私は文章を書く時に何を意識するかと言えば「内容」よりもまず「読み易さ」なんですね。
文字の並び、音のリズム。
上手く出来たかどうかは読んで下さった方のみぞ知るのですが。
…精進がまだまだ足らんのう。ふう。
それはさておき、特別編として(笑)お世話になったホテルの事を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回宿泊したのは「都市センターホテル」。
都心の真っ只中に存在しながら、とても静かである。
私は麹町駅からアクセスしたが、永田町駅の方が近いかもしれない。
もし私も永田町から行ったなら、誰にも会わず異界に紛れ込んだと錯覚するような事は無かっただろう…なあんて思ったりもして。
想像していたホテルとは少しかけ離れた豪華なホテルだったので、入った瞬間気後れしてしまったのは事実である。
ああ、ちゃんとした服装で良かった。
私は初めてのホテルには必ず普通のパンツ(と言っても下着じゃありまへん!)と革靴で行くようにしている。
二回目からはホテルの雰囲気を読んでGパン、スニーカーになったり。
そのまま次回も革靴、スーツで行くホテルもある。
ホテルマンは一番最初に客の足元を見ると聞いた事があるからかなあ。
実は、私が今回このホテルで一番良かったのはフロントであった。
無駄な動きが無い、しかし必要な動き(言葉)は提供するという風に。
客対応もスマートだった。久々に仕事人を見た感じがする。
但し、このホテルにはベルが居ない。
荷物は自分で部屋まで持っていかねばならない。
しかしエレベーターが早いので、結果的にフロントから部屋までの時間が短く苦にはならなかった。
部屋はカードキー。
これを壁にグサッと刺さないと部屋の電気が点灯してくれない。
だが出掛ける時に一々フロントに預けなくてもいいのが楽で良い。
余談だが部屋を出るつもりで壁からキーを抜いた途端に忘れ物を思い出し、取りに行ったら部屋が真っ暗になる…という事を何回かやってしまった。
アホじゃ。
部屋に入ると広くは無いが、狭くも無い。(16〜18平米)
ベッドはセミダブルで個人的にはちょうどヨロシ。(110×200cm)
備品も揃っているし、それに加えてフロントに用意してある備品リストが備品の傍に置いてあった。
(枕、基礎化粧品、デカイ浴衣…などなど)
もし足らない時はどうぞという配慮だろう。
一段階進んだ心遣いが嬉しい。
掃除ももちろんキチンとしてある。
掃除をしてくれた方の名刺カードがキレイなオレンジ色の折鶴とともにベッドの頭の所に置かれていたのが印象的だった。
もう一つこのホテルが気に入ったところ。
シャンプーリンスが壁にタンクとして備え付けてあった事。
私は髪が多いし、長いので普通のホテルに置かれてある試供品のようなシャンプーではとてもではないが足らない。
いつもシャンプーの小さいビンを持っていくほどである。
しかもそのタンクシャンプー使った後、髪がサラサラになったのだが。
どこのシャンプーだったんだろうか。
ウォッシュレットは言うに及ばずだし(乾燥機能は無い…自宅のウォッシュレットはそれがあるからちょっと物足りないが)洗面台も広い。
バスルームのドアを閉めていても圧迫感が無いのがいい。
機能説明は数ヶ国語で書かれている。
英語は分かるが、ハングル…は全く読めない。
中国語は雰囲気で読むとすごく楽しい。
ウォッシュレットも説明文が↑なので、ついついトイレに座って長居してしまった(笑)
部屋の灯りも暗すぎずGOOD。(暗いと化粧の時困るのだ)
灯りと言えば、夜景が美しい。
事前に「東京タワーの見える禁煙室」とリクエストしておいたら、何と正面に東京タワーが見える部屋が用意されていた。
…一人じゃ勿体無いなあ。
と、思いながら部屋の灯りを消して東京タワーを眺めてみる。
窓から下を見下ろすと、某大使館でパーティの真っ最中だった。
建物全体を覆ったイルミネーションが華やいで見えたよ。
一度お呼ばれてしてみたいなっと。
朝食は…少し改善の余地あり、かも。
宿泊者に対する席数が絶対的に足らないのだろう、列が出来て進まない。
私は混むという事を事前に聞いていたので食べる時間を計算して終了ギリギリに行ったのだが、それでも数人が並んでいた。
内容は概ね合格点。
バイキングでも和食を選ぶ私だが、味噌汁が美味しかった。
ただ辛いだけの味噌汁はいただけない。
(味噌汁が美味しい所って大抵外れが無い…と個人的には思う)
メニューはあったらいいなと思うものが一通り揃っているという感じ。
遅く行っても量はふんだんにあったし。
一つだけ言うならスタッフの動きが的を外れている気がする。
「ここに居るより向こうに行った方が」と素人目にも分かるような。
(御飯やお粥、味噌汁はスタッフがよそってくれるので、そこに人が居ないと客は待ちぼうけを食らう事になる)
気が利かないとまでは言わないが。
チェックアウトの時も人が並んでいたが、早々に列は消化されていった。
フロントの動きはとにかく的確で速いの一言に尽きる。
お気づきだと思うが、ここは外国人の利用が多いホテルなのだ。
短い宿泊期間にも関わらず、幾人もの外国人を見かけた。
周囲に大使館もあるし、外国人用マンションなども多いし。
シンプルでかつ機能的なホテルを求めるなら、ここはお勧めである。
でもあんまり繁盛すると困るなあ…無名のままで居てくれた方が予約取りやすくていいなと思った不埒な私であった。
ゴメーン。
最後に今回の宿泊料金は朝食込みで8,400円だった。
…安いじゃろ? (と私は思う)
東京でこんなに値段と中身が釣合わないホテルは初めてだったよ。
(もちろん、良い意味で)
という訳で、特別編はおしまい。
私は文章を書く時に何を意識するかと言えば「内容」よりもまず「読み易さ」なんですね。
文字の並び、音のリズム。
上手く出来たかどうかは読んで下さった方のみぞ知るのですが。
…精進がまだまだ足らんのう。ふう。
それはさておき、特別編として(笑)お世話になったホテルの事を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回宿泊したのは「都市センターホテル」。
都心の真っ只中に存在しながら、とても静かである。
私は麹町駅からアクセスしたが、永田町駅の方が近いかもしれない。
もし私も永田町から行ったなら、誰にも会わず異界に紛れ込んだと錯覚するような事は無かっただろう…なあんて思ったりもして。
想像していたホテルとは少しかけ離れた豪華なホテルだったので、入った瞬間気後れしてしまったのは事実である。
ああ、ちゃんとした服装で良かった。
私は初めてのホテルには必ず普通のパンツ(と言っても下着じゃありまへん!)と革靴で行くようにしている。
二回目からはホテルの雰囲気を読んでGパン、スニーカーになったり。
そのまま次回も革靴、スーツで行くホテルもある。
ホテルマンは一番最初に客の足元を見ると聞いた事があるからかなあ。
実は、私が今回このホテルで一番良かったのはフロントであった。
無駄な動きが無い、しかし必要な動き(言葉)は提供するという風に。
客対応もスマートだった。久々に仕事人を見た感じがする。
但し、このホテルにはベルが居ない。
荷物は自分で部屋まで持っていかねばならない。
しかしエレベーターが早いので、結果的にフロントから部屋までの時間が短く苦にはならなかった。
部屋はカードキー。
これを壁にグサッと刺さないと部屋の電気が点灯してくれない。
だが出掛ける時に一々フロントに預けなくてもいいのが楽で良い。
余談だが部屋を出るつもりで壁からキーを抜いた途端に忘れ物を思い出し、取りに行ったら部屋が真っ暗になる…という事を何回かやってしまった。
アホじゃ。
部屋に入ると広くは無いが、狭くも無い。(16〜18平米)
ベッドはセミダブルで個人的にはちょうどヨロシ。(110×200cm)
備品も揃っているし、それに加えてフロントに用意してある備品リストが備品の傍に置いてあった。
(枕、基礎化粧品、デカイ浴衣…などなど)
もし足らない時はどうぞという配慮だろう。
一段階進んだ心遣いが嬉しい。
掃除ももちろんキチンとしてある。
掃除をしてくれた方の名刺カードがキレイなオレンジ色の折鶴とともにベッドの頭の所に置かれていたのが印象的だった。
もう一つこのホテルが気に入ったところ。
シャンプーリンスが壁にタンクとして備え付けてあった事。
私は髪が多いし、長いので普通のホテルに置かれてある試供品のようなシャンプーではとてもではないが足らない。
いつもシャンプーの小さいビンを持っていくほどである。
しかもそのタンクシャンプー使った後、髪がサラサラになったのだが。
どこのシャンプーだったんだろうか。
ウォッシュレットは言うに及ばずだし(乾燥機能は無い…自宅のウォッシュレットはそれがあるからちょっと物足りないが)洗面台も広い。
バスルームのドアを閉めていても圧迫感が無いのがいい。
機能説明は数ヶ国語で書かれている。
英語は分かるが、ハングル…は全く読めない。
中国語は雰囲気で読むとすごく楽しい。
ウォッシュレットも説明文が↑なので、ついついトイレに座って長居してしまった(笑)
部屋の灯りも暗すぎずGOOD。(暗いと化粧の時困るのだ)
灯りと言えば、夜景が美しい。
事前に「東京タワーの見える禁煙室」とリクエストしておいたら、何と正面に東京タワーが見える部屋が用意されていた。
…一人じゃ勿体無いなあ。
と、思いながら部屋の灯りを消して東京タワーを眺めてみる。
窓から下を見下ろすと、某大使館でパーティの真っ最中だった。
建物全体を覆ったイルミネーションが華やいで見えたよ。
一度お呼ばれてしてみたいなっと。
朝食は…少し改善の余地あり、かも。
宿泊者に対する席数が絶対的に足らないのだろう、列が出来て進まない。
私は混むという事を事前に聞いていたので食べる時間を計算して終了ギリギリに行ったのだが、それでも数人が並んでいた。
内容は概ね合格点。
バイキングでも和食を選ぶ私だが、味噌汁が美味しかった。
ただ辛いだけの味噌汁はいただけない。
(味噌汁が美味しい所って大抵外れが無い…と個人的には思う)
メニューはあったらいいなと思うものが一通り揃っているという感じ。
遅く行っても量はふんだんにあったし。
一つだけ言うならスタッフの動きが的を外れている気がする。
「ここに居るより向こうに行った方が」と素人目にも分かるような。
(御飯やお粥、味噌汁はスタッフがよそってくれるので、そこに人が居ないと客は待ちぼうけを食らう事になる)
気が利かないとまでは言わないが。
チェックアウトの時も人が並んでいたが、早々に列は消化されていった。
フロントの動きはとにかく的確で速いの一言に尽きる。
お気づきだと思うが、ここは外国人の利用が多いホテルなのだ。
短い宿泊期間にも関わらず、幾人もの外国人を見かけた。
周囲に大使館もあるし、外国人用マンションなども多いし。
シンプルでかつ機能的なホテルを求めるなら、ここはお勧めである。
でもあんまり繁盛すると困るなあ…無名のままで居てくれた方が予約取りやすくていいなと思った不埒な私であった。
ゴメーン。
最後に今回の宿泊料金は朝食込みで8,400円だった。
…安いじゃろ? (と私は思う)
東京でこんなに値段と中身が釣合わないホテルは初めてだったよ。
(もちろん、良い意味で)
という訳で、特別編はおしまい。
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