メンタイコに死す(超長文・博多旅行記5)
2003年6月1日翌日は一日フリー。
博多を訪れた時には必ず立ち寄る博物館へ今回も行った。
それに加えて今回は市美術館もコースに入れた。
私は異様に博物館が好きで(特に歴史が好きだという訳ではない…
高校時代日本史赤点だったし)旅行に行くと
必ずと言ってイイほどその土地の博物館に行く。
何が好きかというと雰囲気だったりする。
アンティークや骨董が好きな人がいるけど
心理的にはよく似ていると思う。
博物館では企画展示で昔のお公家さんの衣装展示をしていたのだが
これを着ていた人が大昔に存在していたわけで。
雅な衣装を見ていると、それを通してその誰かさんの幻に
一瞬でも会える気がするのは、少し夢見がちすぎるかもしれないが
こういう感覚は我ながら好きだったりする。
さて。
福岡の博物館は地下鉄西新駅を降りてテクテクと北へ結構歩く。
途中、ローソンを見つけて水を買うために立ち寄る。
私は外ではお茶や、コーヒーは買わない。
水。またはポカリ、アクエリ。
お茶やコーヒーは利尿作用があるため、トイレが近くなるんだな。
だから水でいいのだ。
この日も目深に帽子をかぶった私はアヤシイ女だった。
レジの人が見てるのが分かる…視線が痛い。
んで、ローソンの角を信号を渡って左へ曲がると建物が見えてくる。
建物の中に入るとお子様で一杯。
特別展示で「人体の神秘」(…だったかな)をやっていたからだ。
ひええと思って常設展示の方へ逃げる。
常設展示は博多の変遷がよく分かるが、ごく普通のものばかり。
(出土した土器や当時のものを再現した模型など)
大体、全国どこの博物館に行ってもこれは変わらない。
ただ、この博物館の目玉はあの「金印」があるということ。
学校で習った魏志倭人伝の「漢の委の奴国王」で有名なやつである。
結局3時間滞在し、次に美術館に向かった。
最寄駅は大濠公園。駅を出ると駐輪スペースが目に付く。
天神もそうらしいが、放置自転車に頭を悩ませているらしい。
しかし自転車王国高松の住人から見ると
非効率的、無駄なスペースが多い駐輪場。
…高松の駐輪場がどんなスペースかって?(ニヤリ)
高松の駐輪場は地下に埋没しとるんじゃ。
ラックも工夫されてるし、とめられる広さも半端じゃない。
機会があったら一度見てんまい。(←讃岐弁)
美術館の中へ入ると大盛況。特別展で「美の巨匠たち」をやっていた。
(ルネサンスから現代画まで一挙公開だった模様)
もう押すな押すなである。
1000円もの閲覧料を払ったにも関わらず、早々に出てしまう。
人の熱気に耐えられなかった私であった。
物販スペースで親への土産を買う。
親が好きで集めているハンカチタオル。
それも金印を刺繍したマニアなものである。
見方によるとちょっと悪趣味?…かも。
可愛いかも。微妙なラインだ。
物販スペースから出て、ふと建物の奥を見ると全く人気が無い。
よく見ると「常設展示」と書いてあってポツンと受付嬢が座っていた。
改めて200円を払って入ると、もうそこは私の世界。
要は誰も居ないってことだよ…。
展示物の前に座っている職員さんも暇そうだった。
忙しすぎるのも困るけど、暇なのはもっと困るよね、特に仕事では。
観て回る。
ダリの絵があった。特別展では黒山の人だかりなのに、今は私一人。
近づいたり、離れたり、斜めに観たり。
ダリは物理学?もやってたらしい。それであの絵なのか。
床に棺桶が置いてあったり、ゼンマイ仕掛けの玩具みたいなオブジェは
実際に自分で動かせたりもする。
一人なのはいいのだが、実は昼御飯を抜いていたためお腹が鳴るんだな。
鳴ったら空間が広いので響くんだな。
…それが恥ずかしいんだ、とっても。
座っている職員さんに聞こえていたに違いない。
あと1階の古美術も見学できるんだが
観ても「ほほぉ」と思うぐらいで正直よく分からん。
ウチの相方さんが居たら喜ぶだろうにとは思ったが。
美術館を出ると、もう夕方だった。
晩御飯をと思ったが、一人だし面倒くさいしで岩田屋の地下でお買物。
やっぱり都会のデパチカはええのー。(←讃岐弁)
目移りがして山のように弁当と惣菜を買ってしまった。
ホテルに帰って先にちょこっと食べる。
風呂から出てテレビを観ながら、また食べる。
お夜食に残りを食べる。
これで太るなという方が無理だ!(だったら食うな)
暇になったので部屋のソファに寝転がって(ソファつきの部屋でした)
ネットをしつつ、メールの返事を書く。
この日記に書き込む。
…PC持ってきてよかったなあと思う瞬間。
ネットカフェじゃ、パジャマで寝転がれんし。
そう思いながら眠ってしまった。
博多を訪れた時には必ず立ち寄る博物館へ今回も行った。
それに加えて今回は市美術館もコースに入れた。
私は異様に博物館が好きで(特に歴史が好きだという訳ではない…
高校時代日本史赤点だったし)旅行に行くと
必ずと言ってイイほどその土地の博物館に行く。
何が好きかというと雰囲気だったりする。
アンティークや骨董が好きな人がいるけど
心理的にはよく似ていると思う。
博物館では企画展示で昔のお公家さんの衣装展示をしていたのだが
これを着ていた人が大昔に存在していたわけで。
雅な衣装を見ていると、それを通してその誰かさんの幻に
一瞬でも会える気がするのは、少し夢見がちすぎるかもしれないが
こういう感覚は我ながら好きだったりする。
さて。
福岡の博物館は地下鉄西新駅を降りてテクテクと北へ結構歩く。
途中、ローソンを見つけて水を買うために立ち寄る。
私は外ではお茶や、コーヒーは買わない。
水。またはポカリ、アクエリ。
お茶やコーヒーは利尿作用があるため、トイレが近くなるんだな。
だから水でいいのだ。
この日も目深に帽子をかぶった私はアヤシイ女だった。
レジの人が見てるのが分かる…視線が痛い。
んで、ローソンの角を信号を渡って左へ曲がると建物が見えてくる。
建物の中に入るとお子様で一杯。
特別展示で「人体の神秘」(…だったかな)をやっていたからだ。
ひええと思って常設展示の方へ逃げる。
常設展示は博多の変遷がよく分かるが、ごく普通のものばかり。
(出土した土器や当時のものを再現した模型など)
大体、全国どこの博物館に行ってもこれは変わらない。
ただ、この博物館の目玉はあの「金印」があるということ。
学校で習った魏志倭人伝の「漢の委の奴国王」で有名なやつである。
結局3時間滞在し、次に美術館に向かった。
最寄駅は大濠公園。駅を出ると駐輪スペースが目に付く。
天神もそうらしいが、放置自転車に頭を悩ませているらしい。
しかし自転車王国高松の住人から見ると
非効率的、無駄なスペースが多い駐輪場。
…高松の駐輪場がどんなスペースかって?(ニヤリ)
高松の駐輪場は地下に埋没しとるんじゃ。
ラックも工夫されてるし、とめられる広さも半端じゃない。
機会があったら一度見てんまい。(←讃岐弁)
美術館の中へ入ると大盛況。特別展で「美の巨匠たち」をやっていた。
(ルネサンスから現代画まで一挙公開だった模様)
もう押すな押すなである。
1000円もの閲覧料を払ったにも関わらず、早々に出てしまう。
人の熱気に耐えられなかった私であった。
物販スペースで親への土産を買う。
親が好きで集めているハンカチタオル。
それも金印を刺繍したマニアなものである。
見方によるとちょっと悪趣味?…かも。
可愛いかも。微妙なラインだ。
物販スペースから出て、ふと建物の奥を見ると全く人気が無い。
よく見ると「常設展示」と書いてあってポツンと受付嬢が座っていた。
改めて200円を払って入ると、もうそこは私の世界。
要は誰も居ないってことだよ…。
展示物の前に座っている職員さんも暇そうだった。
忙しすぎるのも困るけど、暇なのはもっと困るよね、特に仕事では。
観て回る。
ダリの絵があった。特別展では黒山の人だかりなのに、今は私一人。
近づいたり、離れたり、斜めに観たり。
ダリは物理学?もやってたらしい。それであの絵なのか。
床に棺桶が置いてあったり、ゼンマイ仕掛けの玩具みたいなオブジェは
実際に自分で動かせたりもする。
一人なのはいいのだが、実は昼御飯を抜いていたためお腹が鳴るんだな。
鳴ったら空間が広いので響くんだな。
…それが恥ずかしいんだ、とっても。
座っている職員さんに聞こえていたに違いない。
あと1階の古美術も見学できるんだが
観ても「ほほぉ」と思うぐらいで正直よく分からん。
ウチの相方さんが居たら喜ぶだろうにとは思ったが。
美術館を出ると、もう夕方だった。
晩御飯をと思ったが、一人だし面倒くさいしで岩田屋の地下でお買物。
やっぱり都会のデパチカはええのー。(←讃岐弁)
目移りがして山のように弁当と惣菜を買ってしまった。
ホテルに帰って先にちょこっと食べる。
風呂から出てテレビを観ながら、また食べる。
お夜食に残りを食べる。
これで太るなという方が無理だ!(だったら食うな)
暇になったので部屋のソファに寝転がって(ソファつきの部屋でした)
ネットをしつつ、メールの返事を書く。
この日記に書き込む。
…PC持ってきてよかったなあと思う瞬間。
ネットカフェじゃ、パジャマで寝転がれんし。
そう思いながら眠ってしまった。
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