東京見聞録(8月24日付の日記が消えてるぞ編・長文)
2003年8月25日どうもサーバーの調子が悪いようですな。
8月24日付の日記が消えてますね。
バックアップを取ってないので再アップ不可能です。
はっはっは。
えっと…8月24日付の日記では池袋にキャラメルボックスの芝居を
観に行ったと書きました。(説明、そんだけかよ!…笑)
で、続き。
お芝居が終わると夕食を約束している知人にメールを入れた。
…が、返事が返ってこない。
一人、池袋のアニメイトの外壁(笑)を見ながら途方に暮れる。
しばらくして帰ってきた返事には「新宿東口にて待つ」とあった。
山手線にて新宿に着いたが、東口が見つからない。
そもそも新宿に行ったのは10年ぶりぐらいなのだから、東も西も分からん。
「田舎者に何て試練を課すんや!」と腹が立ったが、
今はそんな事を言ってる場合ではなかった。
10分ほどフラフラ彷徨ったり、他のホームに上がって「東口」の表示を
探したりして、やっと東口にたどり着く。
会ってみると、相手も人ごみに揉まれてグッタリしていた。
彼女曰く「喉が渇いたからお茶しませんか?」と。
ご飯前にお茶して腹一杯になったらどうしようと内心不安になったが、
お茶一杯ぐらいいいだろうと同意して喫茶店に入る。
…しかし。
紅茶を頼んだら、ポットサービス、しかもお菓子のオマケまで付いていた。
神様、今回のあなたは何か意地悪ですね。
水腹をさすりながら、彼女が予約してくれていた店に向かう。
飲みすぎだ。胃までがプックリ出ている。
今回ご一緒した知人は実はイタリアンのシェフ。
「何料理がいいですか?」と聞かれていたので和食がいいかな、
何がいいかなと思ったのだが「餅は餅屋」だろうという事で
「イタリアンがいいです」と答えておいたのだ。
という訳でその日の晩餐はイタリア料理のコース。
ああ、贅沢である。(私にしては)
店に入ると彼女は店の人と親しげに話していた。
同業者だもん、当然だよなあ。
悲しいのは彼女達の話を聞いていても、専門用語が一杯で
私にはトンと理解できない事だった。
もう一つ悲しかったのは複数の給仕人が来るたびに私を見て知人に
「同じ店の方?」と聞く事であった。
当然違うので「違います」と答えると
「ああ、そんな感じじゃないですもんね」と言われる。
…そんな感じじゃないという事は、一体どんな感じなんですか??私。
確かにあんまり料理はしないけど…けど…。
料理人からは料理人らしいオーラが出ているもんなのだろうか。
前菜はトマトとモッツァレラチーズ。にオリーブ油をかけてある。
食べてみる。ウメー。
ナイショだが私は生のトマトが嫌いだ。しかし素直に美味かった。
素材さえ良ければ手をかけなくても(かけないほうが)
ウメーなのかもしれない。
パスタは私のリクエストでラビオリ。
…と書いても、私は実物を見るまでラビオリが何かも知らなかったのだが。
「ああ、ラビオリがお好きなんですか」と言われて
「知らないからオーダーしてみた」とは言えなかった。ガーン。
中身が海老のプリプリすり身でこれもウメー。
酸味の効いたトマトソースがかけてある。
魚は店側のお薦めのアイナメの蒸し焼き。
メニューの黒板を見ても左程期待してなかったのだが、
実はこれが今回の目玉であった。
少なくとも私は洋食関係でこれ以上に美味い料理を食った事が無いと
断言できるほど美味かった。
…ソースが。
バルサミコ酢と何か混ぜてソースを作ってるのだが(その何かが
分からない)これがウメーだったのである。
向かいに座っている彼女が「いいバルサミコ酢使ってますね」と
説明してくれるのだが、こっちはお構いなくウメーに感動して食べまくる。
ソースをパンですくって食べてたら「パンのお代わりどうぞ」と
持ってきてくれた。
食べ終わったら「智賀さん(仮名)お皿がすごくキレイですね…」と
言われてしまった。
ひょっとしてこんなにがっつくのはマナー違反だったのかなあ?
すまんねえ。
肉は仔牛の骨付き肉のレモン風味。
これはコースで選べない料理だったらしいが、特別にセットしてもらった。
コネ?って強いね。
これはウメーだったのだが、ちょっと硬かったかな。
筋があって切るのに少し難儀する。
テーブルで切り分けてくれるのだが、私はどうも骨に
肉が残っているのではないかという気がしてならない。(笑)
それは知人のNちゃんも一緒らしく「ソースをどうぞ」と
置いていった皿に乗っている骨を二人で突付きまわしていた。
ドルチェはカタラーナ。
簡単に言うと冷凍焼きプリンである。
表面のカラメルがパリパリ、中がアイスのようでウメー。
ナイショのオマケで紅茶のアイス付きだった。
それと同時にカフェラテを頼んでいたのだが、それもウメーだ。
最初から最後までウメーのイタリアンだった。
一人4.500円のコース。
中身と値段を考えると安いなあ。
コストパフォーマンスというやつですね。
ちなみに店の名前は「イル・ピッチョーネ」。
場所は新宿。
駅から少し離れた複雑な場所にあったな…。しかもビルの地下だったし。
一人で行けって言われたらたどり着けないような気がする。
今回の件でトマトとオリーブ油の美味さに目覚めた私。
それと食後の飲物にカプチーノを頼むのはイカンということを
初めて知りました。
イタリアで食後にカプチーノを頼むと「まだ召し上がるんですか?
(まだお腹一杯じゃないんですか?)」と苦笑いされるらしい。
ニッポンジン、カプチーノスキネ。
「でも皆さんカプチーノ、オーダーされますよ」とは言われたが。
そりゃ、ここは日本だからカプチーノでもいいと思うんだが、
多分私は二度と食後にカプチーノは頼まないと思う。
くわばらくわばら。
8月24日付の日記が消えてますね。
バックアップを取ってないので再アップ不可能です。
はっはっは。
えっと…8月24日付の日記では池袋にキャラメルボックスの芝居を
観に行ったと書きました。(説明、そんだけかよ!…笑)
で、続き。
お芝居が終わると夕食を約束している知人にメールを入れた。
…が、返事が返ってこない。
一人、池袋のアニメイトの外壁(笑)を見ながら途方に暮れる。
しばらくして帰ってきた返事には「新宿東口にて待つ」とあった。
山手線にて新宿に着いたが、東口が見つからない。
そもそも新宿に行ったのは10年ぶりぐらいなのだから、東も西も分からん。
「田舎者に何て試練を課すんや!」と腹が立ったが、
今はそんな事を言ってる場合ではなかった。
10分ほどフラフラ彷徨ったり、他のホームに上がって「東口」の表示を
探したりして、やっと東口にたどり着く。
会ってみると、相手も人ごみに揉まれてグッタリしていた。
彼女曰く「喉が渇いたからお茶しませんか?」と。
ご飯前にお茶して腹一杯になったらどうしようと内心不安になったが、
お茶一杯ぐらいいいだろうと同意して喫茶店に入る。
…しかし。
紅茶を頼んだら、ポットサービス、しかもお菓子のオマケまで付いていた。
神様、今回のあなたは何か意地悪ですね。
水腹をさすりながら、彼女が予約してくれていた店に向かう。
飲みすぎだ。胃までがプックリ出ている。
今回ご一緒した知人は実はイタリアンのシェフ。
「何料理がいいですか?」と聞かれていたので和食がいいかな、
何がいいかなと思ったのだが「餅は餅屋」だろうという事で
「イタリアンがいいです」と答えておいたのだ。
という訳でその日の晩餐はイタリア料理のコース。
ああ、贅沢である。(私にしては)
店に入ると彼女は店の人と親しげに話していた。
同業者だもん、当然だよなあ。
悲しいのは彼女達の話を聞いていても、専門用語が一杯で
私にはトンと理解できない事だった。
もう一つ悲しかったのは複数の給仕人が来るたびに私を見て知人に
「同じ店の方?」と聞く事であった。
当然違うので「違います」と答えると
「ああ、そんな感じじゃないですもんね」と言われる。
…そんな感じじゃないという事は、一体どんな感じなんですか??私。
確かにあんまり料理はしないけど…けど…。
料理人からは料理人らしいオーラが出ているもんなのだろうか。
前菜はトマトとモッツァレラチーズ。にオリーブ油をかけてある。
食べてみる。ウメー。
ナイショだが私は生のトマトが嫌いだ。しかし素直に美味かった。
素材さえ良ければ手をかけなくても(かけないほうが)
ウメーなのかもしれない。
パスタは私のリクエストでラビオリ。
…と書いても、私は実物を見るまでラビオリが何かも知らなかったのだが。
「ああ、ラビオリがお好きなんですか」と言われて
「知らないからオーダーしてみた」とは言えなかった。ガーン。
中身が海老のプリプリすり身でこれもウメー。
酸味の効いたトマトソースがかけてある。
魚は店側のお薦めのアイナメの蒸し焼き。
メニューの黒板を見ても左程期待してなかったのだが、
実はこれが今回の目玉であった。
少なくとも私は洋食関係でこれ以上に美味い料理を食った事が無いと
断言できるほど美味かった。
…ソースが。
バルサミコ酢と何か混ぜてソースを作ってるのだが(その何かが
分からない)これがウメーだったのである。
向かいに座っている彼女が「いいバルサミコ酢使ってますね」と
説明してくれるのだが、こっちはお構いなくウメーに感動して食べまくる。
ソースをパンですくって食べてたら「パンのお代わりどうぞ」と
持ってきてくれた。
食べ終わったら「智賀さん(仮名)お皿がすごくキレイですね…」と
言われてしまった。
ひょっとしてこんなにがっつくのはマナー違反だったのかなあ?
すまんねえ。
肉は仔牛の骨付き肉のレモン風味。
これはコースで選べない料理だったらしいが、特別にセットしてもらった。
コネ?って強いね。
これはウメーだったのだが、ちょっと硬かったかな。
筋があって切るのに少し難儀する。
テーブルで切り分けてくれるのだが、私はどうも骨に
肉が残っているのではないかという気がしてならない。(笑)
それは知人のNちゃんも一緒らしく「ソースをどうぞ」と
置いていった皿に乗っている骨を二人で突付きまわしていた。
ドルチェはカタラーナ。
簡単に言うと冷凍焼きプリンである。
表面のカラメルがパリパリ、中がアイスのようでウメー。
ナイショのオマケで紅茶のアイス付きだった。
それと同時にカフェラテを頼んでいたのだが、それもウメーだ。
最初から最後までウメーのイタリアンだった。
一人4.500円のコース。
中身と値段を考えると安いなあ。
コストパフォーマンスというやつですね。
ちなみに店の名前は「イル・ピッチョーネ」。
場所は新宿。
駅から少し離れた複雑な場所にあったな…。しかもビルの地下だったし。
一人で行けって言われたらたどり着けないような気がする。
今回の件でトマトとオリーブ油の美味さに目覚めた私。
それと食後の飲物にカプチーノを頼むのはイカンということを
初めて知りました。
イタリアで食後にカプチーノを頼むと「まだ召し上がるんですか?
(まだお腹一杯じゃないんですか?)」と苦笑いされるらしい。
ニッポンジン、カプチーノスキネ。
「でも皆さんカプチーノ、オーダーされますよ」とは言われたが。
そりゃ、ここは日本だからカプチーノでもいいと思うんだが、
多分私は二度と食後にカプチーノは頼まないと思う。
くわばらくわばら。
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