イラクで外交官が亡くなった。
それは痛ましいことだし、ご冥福を祈りたいと思う。

それと時を同じくして、取引先の人が急死した。
過労死だった。
まだ50代だった。
もちろん社葬も行われないし、階級が特進するわけでもない。
特別に会社から慰労金が出るわけでもない。

同じ「仕事」に殉じながら、この差は何だろう。
一方はお国のため、もう一方は会社のため。
でも会社のためと言っても、結局は税金を納めるために
国のために働いてるんだよ。

あからさまに手に取って見られるほどの死への恐怖か、
忍び寄る目に見えない死への恐怖か。
リスク的には大して変わらないと思うのだが。

ワイドショー化したニュースで美化された報道を見るたびに、
もういいんじゃないかと思う。 
 
 
 
 
 

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