時間を巻き戻して

2004年2月6日
時計を直しました。
あの人とのお別れの日に偶然止まってしまった時計を
やっと修理しました。
(実は単なる電池切れ)

半年以上経った今、
この『半年』という時間を考えてみると
あっという間だったなあと。
季節がね、もう二つも通り過ぎちゃいましたよ。

時折、何かの拍子に声が聞こえてくる時もあるし、
想い出話が出来る人も身近にいるし、
まだ幸せなんだろうけど。

何が辛いって、もう二度と会えない事よりも
『その人との想い出は今後何一つ増えない』
という事実が辛いな。
時間が経たないと分からないことだったりする。

手元に残ったものは
その人が大事に会社の机に飾っていた模型飛行機ひとつ。
今、うちの居間に置いてあるそれ。
以前からそこにいるかの如く、当たり前の顔でテーブルの上に
ちょこんと鎮座しているひこーき。
  
 
 
 

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