有明より帰還

2005年8月17日 趣味
夏コミは…暑かった…。
今年に入ってあまり体調が良くなく、初めてタクシーで会場入りした。
運転手さんに「コミックって何が面白いの?俺、分かんないよ」と言われ、返事に困る。
とりあえず漫画だけではないこと、小説やPCソフトもあることを伝えて反応を見る。
半分納得してくれたようで反応は悪くない。

考えたあげく「好きなものを突き詰めていったら、皆こうなりました」と答えておいた。
そうだよな、同士の諸君!(笑)

西ホールに足を踏み入れた途端、熱気がもわあっと。
やいやい、ケチッて冷房切ってんのかよ!?と思う程。
嫌な予感がしていたが、やっぱり設営時から汗が滴り落ちてくる。
去年も熱中症もどきになってしまったのだが、
やはり今年も凄まじい頭痛で苦しめられた。
それでも会場で笑顔を絶やさなかった(であろうと推察される)
私は偉かった(と自画自賛してみる)

私は買い手から見える位置にペットボトルを置くのが嫌なので、
足元に置いている。
それが一本、二本…最後には三本並んだ。
それでも喉が渇くという…これが噂のコミケ砂漠か。

しかもトイレに行きたいのに席を立てない。
買いに来る人が集中するわけではないが、行こう!と思うと来る。
しばらく一緒にスペに居てもらったOさんも
「(2人で喋っていて)いいところでお客さん来ますねー」と残念がっていた。
トイレに行けたのは、午後を大分過ぎてからだった。

買いに来て下さった方、ありがとうございました…と言っても、
一人を除いてここの存在を誰も知らないし、サイトも無いし、誰に私は言ってるのだろう(笑)
Yちゃん、見てる?差し入れのお茶ありがとね。すごく助かった。

お誕生日席は正直独り者には辛い。
目の前の島が全くの別ジャンル、しかもMYジャンルは背後に居るために視界に入らない。
さみしい。くすん。
たまに振り返って一人じゃないことを確認していた。

そう言えば、見本誌チェックの方と立ち話をしていたら
「エロ度をチェックするためもあるが、盗作を見つける目的もある」と言っていた。
まるごとパクッて本にしている場合もあるそうな。
人の書いた話を売って、何が面白いのやら。

東⇔西の行き来が、もう少し楽であればといつも思う。
東から西は楽なのに、その逆がしんどいとは、
まるで魚を網に誘い込む仕掛けのようだ。
餌はもちろん同人誌だ。

今年は西の名物女装メイドスタッフがいなかった。(居ました?)
コッソリ白状すると私は彼らがものごっつい好きだった。
結構イケメンが真面目くさってメイドさん、なのである。
ちゃんとメガホンで指示を出して仕事中なのである。
でもスカートからのぞく白いフリルなのである。
是非是非カンバーック。

もうひとつ思い出したのが、
うちの本を買ってくれた人が持っていた本の中に
「米沢さんは、見た!」という本があった。
(米沢さんは簡単に言うとコミケで一番偉い人。愛称で米やんとも呼ばれる)
黄色で黒インクの本だったが、お嬢さんの趣味は一体…。
うちの本はお眼鏡に叶いましたか。ありがとう。

夏コミはいいとして、泊まったホテルがなあ…。
前の時はナイトウェアが無かったし、
今回はタオルに毛が付いてたし、ドアにも毛が張り付いてたし。
朝のバイキングは取り皿が無くて
「お皿が無いんですけど」と言ったら「はあ?」という顔をされたし、
サラダを取ろうとしたら前の日にあったコーンは無いし、
ご飯は切れてるし、ポットも空だった。
一応オークラ系でしょ?イースト21。
でもなめこの味噌汁にネギじゃなく、三つ葉を用意してくれたのがよかった。
ささやかな幸せ。ホウ。

前に泊まった時は新潟地震に遭ったし、
今回は凄まじい雷と大雨洪水警報、そしてすぐ後に宮城県地震…。
何か相性が悪いので、もう泊まらないと思う。
部屋が狭いのに大きな家具を設置してるから、
机の前に座るのに安楽椅子をどかさないとダメという。

それにフロントも早口で紋切り型の対応しか出来ないし
べルガールも、あなたバイト?と首をひねるような人だった。
羽田まで急いでいるのに「シャトルバスは今出たところですので、
次は30分後ですね」(ニッコリ)で終わりかよ。
しゃーないので、ドアマンに聞いたら「こういう行き方があります、
時間はこれぐらいです」と3パターンぐらいあげてくれた。

冬コミ、申込んでみたがどうだろう。
多分受からないな、冬コミ。去年は当選率49%ぐらい。
大手は絶対受かるからもっと当選率は下がる。
大手町には行ったことあるけど、私は大手ではない。

今年の冬コミは多分、家で大掃除をしているだろうと思う。

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