サバイバル

2005年9月6日
早く決断する。
去年、10個以上の台風の上陸から学習したこと。

家から逃げるか、留まるか、
(ちなみに私は避難勧告が出ても逃げなかった)
焦らずに情報を集める。
(高松では市役所のHPに逐一道路状況や避難所についての情報が載った)

風雨が強くなってから、動こうとしてもすべて手遅れ。
うちはまだ早い段階から食料や飲料を買い込み、家の補強をしていた。
台風に備えてした事が「無駄足だったよー」とぶーたれるぐらいが
ちょうどいい。

窓ガラスを飛鳥様(笑)の巨大スチール製のポスター枠で補強して
「割れませんように」と飛鳥頼みをしていたこととか、
その間、友達と「どこに避難勧告が出た」「どこの道路が封鎖された」
「そっちは大丈夫?」などメールを交わしまくっていたことを
昨日のことのように思い出す。

そのうち、違う友達の一人から「助けて」とメールが来たんだけど
私も部屋から出られず、どうしてあげることも出来んかった。

今はどこが低くて浸水するとか、どの道路が一番に封鎖されるとか
状況に合わせて「次はこうなる」という予測能力が、
高松市民なら、みんな無意識のうちに頭に入ってるんじゃないかと思う。
町内のあちこちの電柱には「平成16年の最高潮位」という
赤いラインが引かれている。
何事も無く毎日を過ごしていても、誰も惨状を忘れない。

学習能力。
動物ならみんな持ってるやつ。
危機を悟って回避しようとする本能。
やっぱり動物ならみんな持ってる。

平和ボケしちゃイカンなあと思う。
 
 
 
 
  

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