その帽子は博多の匂いがするかもしれない
2006年1月8日振り返ってみれば、平成18年1月8日は波乱万丈の一日だった。
この日は大阪のインテックス大阪でイベントのため
朝4時半に起きるはずだったのだが、前日より全く寝付けず
最悪のスタートとなった。
会場に着いて寝不足プラス異様な暑さで(会場、設計ミス?)
気分が悪くなりながらも、何とか乗り切った。
売上は今まで出た大阪の中で一番よかったけど、
売れた数より手にとって貰えることのありがたさと幸せ感。
ここまではまだよかった。
ここまでは…。
帰りは新幹線→マリンライナーの順で乗り継ぐのだが、
そのマリンライナーの中で帽子が無いことに気が付いた。
新幹線に乗る時はあったから、落としたのは新幹線の中か乗換えの岡山駅か。
同行していた友人と考えた末、新幹線だろうということになった。
そんじょそこらの列車に忘れ物をしたのではない、何百キロも走る新幹線の中。
終点は九州福岡県博多駅。
時計を見ると、まだ走行中だった。
そこで、高松駅で博多駅の忘れ物受付の電話番号を教えてもらい
ホテルから携帯でかけてみる。
…かからない。
何度かけても「留守番電話です…」と言うのみ。
「営業中なのに留守番電話になっているなんておかしい」と思って
博多駅の代表番号を聞こうと思い、今度は104に電話をしてみる。
最初の電話では「お待ちください」と言われて何かの手違いか
そのままオペレーターに切られてしまった。
これでも私、30円払うの?
仕方なく再度チャレンジして教えてもらったのだが、
その番号は運賃や運行ダイヤの案内番号だった。
これ以上30円払う気は失せたので、携帯で調べてみたら…出てきたよ…。
「新幹線博多駅忘れ物問合せ」
最初からこれを調べていれば…私のあほ…。
かけるとコール2回で先方の方が出た。
「乗っていたのは博多着17:44分ひかり467号5号車、岡山で下車」と告げると
「まだ着いてないのでホームに連絡しときますね」と言われたので
こちらの携帯番号を教えて電話を切った。
電話を待っていたのだが来ない。
この後、Aさんのコンサートがあるのでやむを得ずホテルを出た。
コンサート中は当然電源は切っていた。
終了後に携帯の電源を入れてもかかってきた痕跡が無いし、
留守電にも何も無い。
…しょんぼり。
経験上、数時間でリターンがないとまず見つからない。
誰かにゴミ箱に捨てられたのかもしれない
どこかの駅で誰かが持って降りてしまったのかもしれない
(これだと停車駅の忘れ物係を総当たり戦しなければならない)
…等と考えていたら悲しくなってしまった。
元々、私は「人」に限らず「物」も縁だと思っているので、
あの帽子とは縁が無かったのかなーと思った。
意識せず少々乱暴に使っていても絶対無くさないものがある。
気をつけていても無くすものもある。
悲しくなってそのままフテ寝してしまった。
翌日、結果を聞こうと再度博多駅に電話した。
昨日と違う人が出たが「ひかり467号」と言った途端
「智賀さん(仮名)ですね?」と言われた。
そうです、と答えると「帽子ありましたよ」とのこと。
昨日電話したけど繋がらなかったですよ?とも言われた。
私が電源を切ったすぐ後。ああ、運命は何てイジワル。
そういう訳で明日、帽子は手元に帰ってくることになった。
私の分からないところで色々な人に迷惑をかけてしまった
申し訳ありませぬ。今後無くさないように気を付けます。
しかし私自身、行きたくてもなかなか福岡に行けないのに
帽子だけが行って帰ってくるとは。
まさか主の身代わりで行ったのではあるまいな。
この日は大阪のインテックス大阪でイベントのため
朝4時半に起きるはずだったのだが、前日より全く寝付けず
最悪のスタートとなった。
会場に着いて寝不足プラス異様な暑さで(会場、設計ミス?)
気分が悪くなりながらも、何とか乗り切った。
売上は今まで出た大阪の中で一番よかったけど、
売れた数より手にとって貰えることのありがたさと幸せ感。
ここまではまだよかった。
ここまでは…。
帰りは新幹線→マリンライナーの順で乗り継ぐのだが、
そのマリンライナーの中で帽子が無いことに気が付いた。
新幹線に乗る時はあったから、落としたのは新幹線の中か乗換えの岡山駅か。
同行していた友人と考えた末、新幹線だろうということになった。
そんじょそこらの列車に忘れ物をしたのではない、何百キロも走る新幹線の中。
終点は九州福岡県博多駅。
時計を見ると、まだ走行中だった。
そこで、高松駅で博多駅の忘れ物受付の電話番号を教えてもらい
ホテルから携帯でかけてみる。
…かからない。
何度かけても「留守番電話です…」と言うのみ。
「営業中なのに留守番電話になっているなんておかしい」と思って
博多駅の代表番号を聞こうと思い、今度は104に電話をしてみる。
最初の電話では「お待ちください」と言われて何かの手違いか
そのままオペレーターに切られてしまった。
これでも私、30円払うの?
仕方なく再度チャレンジして教えてもらったのだが、
その番号は運賃や運行ダイヤの案内番号だった。
これ以上30円払う気は失せたので、携帯で調べてみたら…出てきたよ…。
「新幹線博多駅忘れ物問合せ」
最初からこれを調べていれば…私のあほ…。
かけるとコール2回で先方の方が出た。
「乗っていたのは博多着17:44分ひかり467号5号車、岡山で下車」と告げると
「まだ着いてないのでホームに連絡しときますね」と言われたので
こちらの携帯番号を教えて電話を切った。
電話を待っていたのだが来ない。
この後、Aさんのコンサートがあるのでやむを得ずホテルを出た。
コンサート中は当然電源は切っていた。
終了後に携帯の電源を入れてもかかってきた痕跡が無いし、
留守電にも何も無い。
…しょんぼり。
経験上、数時間でリターンがないとまず見つからない。
誰かにゴミ箱に捨てられたのかもしれない
どこかの駅で誰かが持って降りてしまったのかもしれない
(これだと停車駅の忘れ物係を総当たり戦しなければならない)
…等と考えていたら悲しくなってしまった。
元々、私は「人」に限らず「物」も縁だと思っているので、
あの帽子とは縁が無かったのかなーと思った。
意識せず少々乱暴に使っていても絶対無くさないものがある。
気をつけていても無くすものもある。
悲しくなってそのままフテ寝してしまった。
翌日、結果を聞こうと再度博多駅に電話した。
昨日と違う人が出たが「ひかり467号」と言った途端
「智賀さん(仮名)ですね?」と言われた。
そうです、と答えると「帽子ありましたよ」とのこと。
昨日電話したけど繋がらなかったですよ?とも言われた。
私が電源を切ったすぐ後。ああ、運命は何てイジワル。
そういう訳で明日、帽子は手元に帰ってくることになった。
私の分からないところで色々な人に迷惑をかけてしまった
申し訳ありませぬ。今後無くさないように気を付けます。
しかし私自身、行きたくてもなかなか福岡に行けないのに
帽子だけが行って帰ってくるとは。
まさか主の身代わりで行ったのではあるまいな。
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