GW最終日に鉄人陳さんのお店に行ってみた。
その店はビルの29階にあり、さぞかし美しい夜景が見られるであろう…
と思ったら、その日に限って濃霧が発生して何も見えん。
何が悲しゅうて、ガラスに映る自分たちの姿を観ながら
晩御飯を食べねばならないのだ。

前菜に「蒸し鳥の葱ソースかけ」
それから「車えびのチリソース」
肉を食おうということで「豚ばら肉の土鍋煮込み」
野菜食べようということで「野菜の炒め」
〆はやっぱりご飯ものか麺類だよねーと飲み屋のような会話を交わして
「野菜ラーメン」「タンタン麺」(←これは友人の)

スープはすぐにお腹が膨れて量が食べられないのでパス。
あくまでも「いかにたくさん食べるか」に重きをおいている私であった。
色気も何も無い。
ちなみに大好物のくらげは速攻却下されてしまった。悲しい。

海老は松竹梅の如く「伊勢えび」「車えび」「芝えび」と分かれており
無難な道を選んで「車えび」にした。
多分、日本人のほとんどは「車えび」を選択するのではないだろうか。
何となくそんな気がした。
でも殻つきのえびって食べにくいよ。
しかも背綿取りきってないよ。何でだよ。
歯が丈夫なもんで殻までバリバリ食ったのがいけなかったのかい?

豚ばら肉の土鍋煮込みはわくわくして待っていたら
ただの「土鍋に入った豚の角煮」だった。
だったらポピュラーな方の料理名を採用しておいて欲しい。
でも美味かった。

大体美味しかったのだけれども、ラーメンだけは味がぼやけていて
さっぱり記憶に残らない味だった。
食べながら忘れていき、食べ終わった頃には「どんな味だったかな?」
という摩訶不思議な…。おお。

サービス料10%だったのだが、チップ渡すような接客ではなかったよ。
それがあの店の一番のネックだと思う。
友人は「よく教育されてるわねー」と言っていたが、あきらかに学生バイト。
無粋に皿を持ってきて下げるだけ、しかもタイミングも計らず
同席者との会話に割り込んでくるようなのはどうかと思う。

個人的には隣のホテル全日空クレメントの「花梨」の方が好みかなあ…。
最後は本当に好みの問題なんですが。
でも夜景を見ながらマーボー豆腐を食べてみたい。
メニューの写真で観る限り真っ黒!でいかにも辛そうだった。
辛いのどんとこい。

今回はお一人様6000円でした。
高くはないですね。
 
 
 
 
  

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