ようちゃん

2006年5月17日
4月に一青窈ちゃんのコンサートに行った。
彼女が以前からのファンに「ようちゃん、ようちゃん」と
呼ばれていることを初めて知った。
会場を見渡すとなぜか背広のおじさまが多い。…なんで?
彼女には「おやじキラー」の魔力があるのか?
映画「蝉しぐれ」の影響かなあ。

地元、田町や常磐街の商店街で自腹で買い物をして
それを観客へのプレゼントにしていたが、何なんですかそれは(笑)
3匹の子豚(という店がある)のお菓子を貰った人はまあいいとして、
妙な形をした葱を貰った3階席のヒト、その後どうしたんですか。

ところで、ステージに出てきた彼女はアイドル歌手のようだった。
か、かわいい…。
テレビでよく観る暗めの面長の写真じゃなくてホントにかわいい…
チュチュのようなミニスカートも似合ってるし。
ひとりでハアハアしてました。

ステージの美術の見事さとかライティングの美しさとか
色々すっげーと思って見とれてた。
それはどこかの音楽雑誌やファンサイトのレポを読んで頂いたら
餅は餅屋でいいとして。

私も着メロにしている「ハナミズキ」。
これは結婚式でよく歌われる歌なんだけれども、
実際彼女の言っていることを聞くと何かが違うような気がした。
この歌はアメリカの同時多発テロの際に作ったものです、と
前置きして話し始めた彼女の言葉

「ノアの箱舟にあと一人だけ乗れるとします。
自分の好きな人は既に乗っていて、あと一人だけ乗れる。
もちろん自分が乗りたい。
でも自分が好きなあの人の家族や大事な人にそれを譲ろう。
皆がそんな優しさを持ったなら、世界はもっと平和になるでしょう…」

確かこんな内容だったと思う。
歌詞に甘い言葉が色々出てくるけど
これは恋愛云々の歌ではなくて、もう少し次元が上の
みんなちょっとずつ譲り合う尊い自己犠牲の歌なんだろうと思う。

それにしても思ったより背広おやじが多かった。
「立ってー!」と彼女に促されて、
ちゃんとスタンディングしていた姿は実にご立派だった。
会社から開放されると、部長だろうが次長課長だろうが
役職なんて何の関係もないからねー。
 
 
  
 
 
 

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