新しい話を書いている最中だが、間に合わないかも…なあ。
3年間も書こうと思いつづけては放り出してきた話だけに
また次でもいいかなと悪魔が囁く。

時々「どうやって話を思いつくんですか」と聞かれることがある。
いえ、特に…と言ったら大抵相手は「はあ」と納得しない顔になる。
普段は本当に何も考えていないんだ。

歩きながら考えようとするとケーキ屋や洋服屋のウィンドウに
目が行って思考が止まっちゃうし、電車に乗れば中吊り広告読んでるし
ましてやトイレなんかでもなく、強いて言えば風呂の中ぐらい。

本当に、どうやって話を作ってるんだろうと思って客観的に考えたら
頭の中で映像が浮かんでくるのを、手が勝手に文字にしていくだけだった。
過去に作った本を読んで「へえ私、こんな話よく思いつくな」と
思ったこともあるが、やっぱり私の力じゃなかったんだな。
じゃあ、お前は何なんだという話になるが。
創作話のイタコ?
 
新刊楽しみにしてますとか、次のイベントはいつですかとか。
言われるのはすごく嬉しいんだけど、それがプレッシャーで
イベントに出る回数を減らしてしまった私は超ヘタレ。です。
ジャンルの人が誰も見てないところでちょっと弱音。

もうすぐ冬コミ当落発表の時期です。
 
 
 
 

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