ナビィの恋

2007年3月8日 映画
2週間前から借りっ放しになっていた「ナビィの恋」を見た。
沖縄を舞台にした映画。
あらすじはナビィというおばあが60年間恋人を想い続けて
黙々と庭にハイビスカスの花を育て
帰ってきた恋人と島を出て行くという話だった。
もちろん、旦那は別にいる。

泣けた。
あんたそれ不倫じゃないのかとか、
おじい(旦那)を捨てて、家を捨てて行くのかとか、
そんな倫理をぶち破るほど60年間の想いは強烈だった。
理屈じゃなく、彼女は本能に従ったのかもしれない。
ナビィが消えそうなろうそくの灯りで、
一生懸命、鉛筆で手紙をしたためる場面が心に残る。
「60年間忘れようと思ったけどあなたを忘れることは出来ませんでした」

去年、沖縄に一週間行った時に
ハイビスカスの花は美しいと本当に思った。
欲しいと思ったが売ってない。
そもそも石垣島でも本島でも花屋さんを一軒も見なかった。
(もちろん全く無いことはないと思います…)
多分、現地の人にとって花は買うものではなくて
そこに生えているものという感覚なのかもしれない。

現地の人と話していて沖縄の女性は一途なんだよ、と
教えてもらったが、いや待てそれはちょっと違う。
どの地域の人であろうと、どの国の人であろうと
女性は好きなものには一途な生き物だと思います。
 
 
 

 
 
 
 

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